FXトレーダーで起業するなら個人事業主や法人化するべきか徹底検証

FXトレーダーとして社会的な立場として、会社員×トレーダー、個人業主としてのFXトレーダー、法人化して投資会社として売買を行う3つの種類が考えられる。それぞれのメリットデメリットについて考えていく。

会社員×FXトレーダーについて

特徴
・税率は20.315%(所得税15%,住民税5%.復興特別所得税0.315%)
・・稼いだ額によって税率は変動しない

メリット
・税金が安い
・基礎控除38万円が使える
・他副業を含めて利益20万円以下なら原則確定申告が必要ない

デメリット
・経費として認められるものが少ない
・ほかの所得と損益通算ができない
・赤字の繰り越しが3年しかできない

趣味やお小遣い稼ぎなど、少額の利益を狙う人におすすめの闘い方です。

個人事業主FXトレーダーについて

特徴
・所得税は収入によって変動し5~45%
・住民税10%
・個人事業税3~5%(所得が290万円を超えた場合)

メリット
・利益が小さいと税金が安い
・経費として認められるものが多い
・他の事業で出した赤字と損益通算ができる
・青色申告特別控除65万円が使える
・小規模企業共済に掛け金を納め、所得を減らせる

デメリット
・利益が大きくなると副業トレーダーよりも税金が高くなる
・毎年確定申告が必要
・赤字の繰り越しが3年しかできない

新規事業を立ち上げたり、赤字の事業を抱えてる人が税金を減らす手段として、有効活用できる。節税手段がたくさんあるので、副業トレーダーよりも税金を下げることが可能。利益が増え税金が重くなってきたら法人化することも考えよう!

法人化してトレード会社を設立する

特徴
・合同会社や株式会社は誰でも作れる
・会社員扱いになるので厚生年金に加入できる
・税金手続きが難しく税理士と相談が必要になる
・法人税15~23.2%
・法人住民税12.9%+均等割り7万円👈赤字会社でも7万円かかる
・法人事業税3.5~7%

メリット
・給料を自分で決めれる
・経費として認められるものが多い
・他の事業で出した赤字と損益通算ができる
赤字の繰り越しが7年できる

デメリット
・赤字でも地方住民税が7万円かかる
・法人設立や維持に手間がかかる
・確定申告が難しく税理士の力を借りる必要がある。
・利益が少ないと税負担が重い

合同会社を設立して、その会社で厚生年金に入ることで、個人事業で取り組んでいる収入に対して、社会保険料を払わなくすることもできる。

法人化によるトレードの優遇

・レバレッジが最大100倍程度
・損失が限定される➡多額の追証を抱えても倒産すれば支払い義務がなくなる

どの社会的な立場でトレーダーに取り組むか

①トレード年収20万円以下
会社員×FXとレーターとして活躍しよう。確定申告は必要ないので、利益がそのまま全部収入に!

②トレード年収60万円以下
開業届を出して、青色申告控除を出せば税金が必要ない

③トレード年収150万円以下
青色申告控除と小規模企業共済を使って実質税金0に

④トレード年収800万円以下
個人事業主FXトレーダーとして活躍!会社員やりながらでも独立してもOK

⑤トレード年収800万円以上
法人を設立して税金優遇を受け専業として活躍を頑張ろう!

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